あれ?膝を横かたむけると、お尻の近くの骨も一緒に同じ方向に傾くのね。Wait a minute!その大きな骨をそのままうまく使って床で転がせばお尻で座ることもできちゃった。あれれ、今度は膝をうまく使ったらその大きな骨を床から浮かすこともできる!Yes! これでパパやママのように2本足で立つことも遠い夢じゃない!、、、といったような具合の自問自答がきっと毎日のように起こっているのではないかと。で、ここで一つ興味深いことに、赤ちゃんはなにも「よし(気合!)、1歳になるまでに歩けるようになるぞー!」などと決して張り切って目標設定をしないこと。それは、まさに目の前にある自分の世界に没頭して遊びまくった結果故の”第一歩”なのだと。
ぞろ目のアラサーにもなると日々どんどんと考えが凝り固まっていってしまうような感覚があって、je ne sais quoi...それがこわいようでこわくないような不思議。 例えば、これはこうゆーものだ!って考えがでてきたら、そのベクトルを打ち消そうと試みる自分がいたり。とにかく最近はとても場当たり的に生きていて、昨日正解だと思っていた事実が翌日には不正解になるような、そんなスポンテイニアス(?)な毎日を送っています。
勉強しているボディワークにしたって同じことかもしれません。私はフェルデンクライスメソッドの哲学に惚れ込んで、もちろん誇りをもってそれを学び、人に教えるつもりでいるけれど、それだけを過信することはやめようって思うようにしています。プラスなんたってここサンフランシスコベイエリア(代替医療のメッカ)に住んでいるのだから、いわゆる” ◯ ◯(insert your name here) メソッド"と名付けられているものは、わりと積極的にありとあらゆるものを経験するよう心がけているつもりです。
さて、個人的なお知らせになりますが、いよいよ今春からFeldenkrais Teacherとしてグループレッスン:Awareness through Movementを教えることが許されます(わーい、ドンドン♪)。なので近々、emailなりfacebookなりでクラスのお知らせをしますので、どうぞ私自身の勉強のためにも参加していただけたらとても嬉しいです。また、個人レッスン:Functional Integrationのほうの練習も積極的にしてゆきたいので、どなたかボランティアしてくださる方、ご興味が有りましたらぜひメッセージ下さい。
トレーニングのほうは3年目を目前にして(いつのまに?)、最近はほぼ確定的になっている考えがわたしの中で一つあります。それは、原因と結果(Cause and Effect)の関係性なんだけれども。とにかく人の体に触れれば触れるほど、学べば学ぶほど、ある事とある事を結ぶ線は見えるか見えないかのとても曖昧な線で繋がっているということにほぼ間違いないかなと思えてきました。